医療法人社団 修命会/足立区西新井 アリオ西新井デンタルクリニック
顎関節症について
20歳代の女性に多くみられます。あごを動かすと顎関節が痛んだり、雑音がしたり、顎関節周囲の筋肉や靱帯の圧痛など、あごの運動異常を主症状とし、重症になると開口障害や咀嚼障害を引き起こしたりします。また、顎関節症によって起こる噛み合わせのズレは首や肩がこったり、腕に症状が出るなど全身的は症状に発展することもあります。顎関節症治療はこの噛み合わせも含めて全身的な治療をしていきます。
顎関節症の主な症状
顎関節部を中心に周辺の筋肉や靭帯に何らかの異常を示します。
(※顎関節だけでなく、まわりの筋肉や靭帯も含めた病気です。)
- 顎関節部とその周辺の痛み
- 開閉口運動の異常(口が大きく開かない、ずれているなど)
- 関節雑音
- 筋症状 (筋の疲労、過緊張による頭痛、肩こりなど)
※全ての症状が出る場合もあれば、1つの症状しかでない場合もあります。
顎関節症の副症状
上記の症状にプラスして次の副症状がともなう場合があります。
- 頭、首、肩、背中、腰、手足の痛み、違和感
- めまい、耳鳴り、耳閉感、眼(充血)、鼻(鼻閉感)
- 自律神経失調症の諸症状
- 顎位が定まらない、咬合異常
※これらの症状は、顎関節症だけの症状ではありません。身体的・精神的要素による場合もあります。
顎関節症の原因
ほとんどの場合、過度の開口(あくびなど)や、硬いものをかんだことがきっかけで発症しますが、真の原因は、歯のかみあわせの異常によって顎関節(とくに関節円板)が傷ついたり、あごの運動に関与する咀嚼筋の連係に支障をきたすことによります。また、発症の背景には精神的ストレスからくる顎関節周囲の異常な緊張が関係していることもあります。
顎関節症を発症する原因
- 急激なストレス
- 異常機能活動(歯ギシリ、食いしばりのこと)
- 頬杖、うつ伏せ寝、不良姿勢
- 顔面打撲や事故による外傷
- 不良補綴物
- 大開口や硬い食物の摂取
- 長期的偏咀嚼
顎関節症を続発する原因
- ストレスによる筋の緊張
- パラファンクション(異常機能活動)
- 不正咬合、骨格異常
- うつ、不安因子
- 睡眠障害(不眠症)
- アゴの酷使や不良姿勢(猫背など)
- 精神社会的因子
顎関節症を予防する
異常機能活動を起こさないように注意する。
- 充分な深い睡眠をとるようにする。
- 噛み合わせのチェックをする。
- ストレスのコントロールをする。
- 適正な補綴物を入れる。
悪習癖をやめる。
- うつ伏せ寝、アゴを枕に押しつけて寝ない。
- 頬杖をつかない。
- 頭部前方位姿勢をとらない。(顎だけ前に突き出した姿勢)
- 猫背姿勢をとらない。(車の運転やキーボード使用中)
その他
- バランスのとれた食事を規則的に摂取する。ひどく固い食物の摂取は控える。
- 定期的に適度な運動(歩く・泳ぐ等)を行ない、全身の筋肉の活性化を促進する。(歩行はやや早足で、50分位連続して歩くこと)
- ストレスを上手にコントロールする。(自律神経、内分泌系、免疫力の活性化を考える)